グーグル広告の設定の考え方

ホームぺージ教室

「横浜 相続」「横浜 建設業申請」「横浜 入管申請」など、行政書士の仕事に直接つながるようなキーワードで広告設定をした場合、グーグル広告の高騰により、広告費が増大し利益が少なくなる可能性もあります。広告を理解することは、効果的に予算を使うための必要な知識です。

グーグル広告の基本的な考え方

有益な広告設定をするためには「アクセス数・お問合せ数・受任率」を調べます。最終的に知りたいことは、ウェブサイトに何人訪問させれば何人受任できるかを知るためです。

サイトに(X)人来たら(Y)人お問い合わせが来て(Z)人受任できる。

例えば、サイトに1000人(X)の訪問があった場合、お問い合わせしてくれる確率は0.5%(0.1%~1%と言われます)とすると、5人(Y)のお問い合わせがくることになります。そして、行政書士の受任率が20%(10%~30%と言われます)とすると、1000人訪問があった場合、1人(Z)程度の受任ができる計算になります。

サイトに(1000)人来たら(5)人お問い合わせが来て(1)人受任できる。

↑この例を使って説明していきます。

広告予算設定の考え方

広告予算は、売上の3分の1ほどを設定する考え方がありますので、報酬単価が30万円だった場合、予算は10万円を設定できます。

広告予算を使って1000人訪問させる

つまり、1000人訪問させるために10万円を広告に利用して良いということです。グーグル広告であれば、ワンクリック100円使用して良いと考えます。

グーグル広告を実践した後

いざ広告を実践すると「広告の基本的な考え方」通りにはいきません。ほとんどの場合、設定した広告予算を使っても、目標数を受任できなかったことになります。そこで、見直すポイントを考えるために「広告の基本的な考え方」があります。

お問い合わせしてくれる確率を上げる

お問い合わせしてくれる確率が少ないのであれば、「ウェブサイトの改修」と「仕事と報酬のバランス」を優先して調整する必要があります。

ウェブサイトの改修

ウェブサイトに掲載している内容がユーザーの心に刺さるかどうか、お問い合わせまでの導線はしっかり取れているか、不安に思うことなく誠実な案内が出来ているかどうか等総合的にウェブサイトを成長させていくことによって、例に挙げた0.5%のお問い合わせ確率から1%ぐらいまでは上げることができるはずです。

仕事と報酬のバランス

他の行政書士の仕事内容と報酬を確認し、同等の値付けをすることを目標としましょう。競合と比べて同等と思える仕事内容と金額設定をすることにより、広告の設定が成功しているのか、もしくは失敗しているのか判断しやすくなります。価格を下げて受注を促すのは最終手段です。

コンバージョン率は、ウェブサイトの構成や、説明分の読みやすさ、広告文とのマッチなどによって変わります。コンバージョンを意識しないでウェブ作成した場合コンバージョン率は0.1%ぐらいになってしまうことも多々あります。最終的には1%のコンバージョンを目指し修正します。コンバージョン率は高くても2%ぐらいが最大値です。

行政書士の受任率を上げる

行政書士の受任率が低いのであれば、「ご自身の案内の方法」と「仕事と報酬のバランス」を優先して調整する必要があります。

ご自身の案内の方法

ここで言う行政書士の受任率というのは、フォーム・電話などユーザーからアクションがあった後、受任に至るまでの確率のことです。ご自身の営業力があった方が受任率が高くなります。これは、元営業や元水商売の行政書士が有利と言われる理由でもあります。

ただし、お問い合わせフォームからの連絡の後、直ちに電話などで案内ができているかどうか、すぐに回答できない内容なのであれば、直ちに回答の期日を伝える案内ができているかどうかなど、今までの営業経験ではなくすぐに出来ることもあります。

適切な広告設定がされ適切なユーザが訪問していると限定した場合において、受任率は、お問い合わせをもらった後の、あなた対応にかかってきます。

営業職や接客業の経験を持つ行政書士はアドバンテージが大きいという話をよく聞きます。行政書士として営業していくのであれば、受任率を上げるトークの練習も必要かもしれません。

訪問数を上げる=広告単価を下げる

訪問数が少ないのであれば、ワンクリックの単価を下げることで訪問数は上がります。「グーグル広告の設定」を優先して調整する必要があります。

しかし、広告設定の変更だけで簡単に広告単価を下げることが出来る場合もあれば、もう広告の人気が高く広告単価を下げることが出来ない場合もあります。もし、競合を避けブルーオーシャンを見つけることが出来れば割安な広告で仕事が獲得できます。

広告のクリック単価を下げる方法があります。サイトの質を高め、広告の質を高めることが重要です。

サイトの質を高めるためには、「広告によって表示されるページの内容」を「広告」に沿った内容でコンテンツを作成し、かつ、「サイト内のコンテンツ」も「広告」に沿った内容でコンテンツを作成します。

広告の質を高めるためには、グーグルのガイドラインに沿った広告設定を行い、かつ、広告が表示されたときにクリックされる確率(2%を目指す)を高くするようなタイトル付けをします。

訪問数を上げる=広告費を上げる=報酬を上げる

訪問数が少ないのであれば、広告費を上げることで訪問数は上がります。広告費を上げただけであれば利益が減ってしまいます。それでは「広告の基本的な考え方」に沿った考え方ではありません。報酬を上げることで広告予算を上げ、その結果訪問数をアップさせます。また、他の行政書士の仕事内容と報酬を確認し同等の値付けをすることも変更せずに報酬を上げます。

報酬を上げるためには、行政書士業務の中で他に案内できる業務があるか探すことと、行政書士業務の外で他に案内できる業務があることを探すことです。

行政書士の報酬の目安があり、そこから逸脱した報酬設定は難しいでしょう。また、ネット集客の場合は、価格競争が激しいため、高い価格設定だと競争に負けてしまいます。

ただし、1つの業務で報酬を得るのではなく、付帯業務を増やし、収入ポイントを増やしていくことで、報酬の総額、単価アップにつなげる方法を考える必要があります。

行政書士業務の場合、「車庫証明」を行うのであれば、「自動車登録」「出張封印」なども行うなど、周辺業務を全て行うのはおすすめです。

また、法人とのお付き合いが多いのであれば、「中古パソコン屋」「複合機」「事務所什器」との業務提携、相続のお客様とのお付き合いが多いのであれば、「不動産業」との業務提携なども考え、単価を増やす方法もあります。

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