どちらのの業務に力をいれてホームページで告知しようか迷うことありませんか?本当は全ての業務を表示して広告できればいいのですが、コンテンツ作成のためのリソースの限界、広告費の上限もあります。業務に対して思い入れの差が無いのであれば、できれば需要が高い業務に力を注ぎたいものです。
ウェブ屋が取捨選択する考え方をお伝えいたします。
検索ワードを比較する「グーグルトレンド」
まずは、グーグルトレンドでキーワードチェックします。過去12か月の平均ですと「持続化補助金(青)」が49「IT導入補助金(赤)」が16「ものづくり補助金(黄)」が15となっています。(数値は人気度です。100が人気度が高く、0は人気が無いのではなくデータ不足です。)
ここ1年では、他2つに比べて「持続化補助金(青)」がダントツトップですが、2021/06/18の時点で比較すると「持続化補助金(青)」が他の2つに比べてほんの少し人気です。(「持続化補助金(青)」が21「IT導入補助金(赤)」が16「ものづくり補助金(黄)」が18)
平均 | 2021/06/18 | |
持続化補助金 | 49 | 21 |
IT導入補助金 | 16 | 16 |
ものづくり補助金 | 15 | 18 |
「持続化補助金」のアクセスが落ち着いて、「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」と同一になってきたが、まだ少しだけ強い感じでしょうか。この差だけだと、業務選択の決定打にはならないようです。
サジェストによって掘り下げる「ラッコキーワード」
つぎに、ラッコキーワードでどんな複合キーワードで検索されているのかを調べることによって、検索した目的を予想ことができます。そのチェックにはサジェスト(検索窓にキーワードを入力したとき、一緒に検索されやすい言葉を提案してくれる機能)を利用します。
ラッコキーワードは、グーグルサジェストを一覧にしてくれます。2つの複合キーワードだけではなく、3つ目4つ目とその先も一覧としてくれるので、グーグルの検索窓で調べるよりも簡単にチェックすることができます。リンクしておきますので確認していただくと分かりやすいかと思います。
「持続化補助金」は、コロナ関連のワードが続くのに対して、「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」は検索した本人が給付されるのかどうかを調べているようです。個人事業主というキーワードが目立ちます。ターゲットの検索目的が予測するために、サジェストは有効利用できます。
キーワードボリュームをチェックする「キーワードプランナー」
続けて、キーワードプランナーでそのキーワードで広告出稿したときの値段を比較します。これはグーグル広告のアカウントを持っていないと確認することができませんので、これを機会にぜひ登録してみてください。
グーグルトレンドによって検索ボリュームと広告の入札単価が分かります。検索ボリュームはグーグルトレンドの結果とほぼ変わりませんが、広告の入札単価は、「持続化補助金」が「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」と比べて半分から3分の2ぐらいに抑えられています。
月間平均検索ボリューム | (低)広告の入札単価 | (高)広告の入札単価 | |
持続化補助金 | 74000 | 30 | 212 |
IT導入補助金 | 60500 | 66 | 336 |
ものづくり補助金 | 60500 | 53 | 291 |
補助金や給付金は、入札期間があることから、SEOによって常に上位を狙うよりも、広告によって限定的に集客したほうが効率的です。
「持続化補助金」と「IT導入補助金」と「ものづくり補助金」の3つの中で選ぶのであれば、私なら「持続化補助金」を広告によってページ作成します。