行政書士向けのグーグル広告利用と設定のまとめ

ウェブ屋コラム

行政書士がグーグル広告に出稿したいときに、行政書士が知っていればよいところだけピックアップしまとめました。

グーグル広告関連の単語(キーワード ・ 数値)

広告の種類

検索広告

「グーグルの検索結果」に表示させる広告スタイル

ディスプレイ広告

「第三者のウェブサイト」などに表示させる広告スタイル

インプレッション(表示)

行政書士(あなた)の広告が、「グーグルの検索結果」や「第三者のウェブサイト」などに表示された回数です。

クリック数

表示された行政書士(あなた)の広告をユーザーがクリックした回数です。

グーグル広告はクリックされたときに広告費が発生します。

検索広告

クリック単価が高い

ディスプレイ広告

クリック単価が低い

クリック数に対して、行政書士のウェブサイトの訪問数(セッション)が大幅に少ない場合、サイトの表示速度に問題があり、サイトが表示される前にページを閉じるなど、離脱されてしまっている可能性が高いです。この場合、広告の費用は発生しているため、すぐにページの修正を行ったほうが良いでしょう。

クリック率(CTR)

行政書士(あなた)の広告が表示され、それをユーザーがクリックした割合です。

「検索広告」では、1%ぐらいが目安です。「検索広告」において、クリック率があまりにも低い場合は、キーワードと広告内容がアンマッチしているので、どちらかを調整しましょう。

コンバージョン (お問い合わせ・申し込み・成約など)

行政書士(あなた)の広告が表示され、それをユーザーがクリックし、行政書士(あなた)のサイトが表示された後、ユーザーがお問い合わせをしたことを意味します。

業務にもよりますが、行政書士の業務でいえば、お問い合わせから受注できるまでの確率は1割から2割程度で受任できるようです。

グーグル広告の出稿時の必須ツール

グーグル広告(旧:グーグルアドワーズ)

グーグルに広告を出稿するためのアカウントです。このアカウントを持つために、Gmail(Googleが提供するフリーメールサービス)が必要となります。

グーグルアドセンス(グーグルの提供する広告を表示して広告費用をもらう)

グーグル広告で出稿された広告を自分のウェブサイトに表示させるためのアカウントです。こちらも、アカウントを持つために、Gmail(Googleが提供するフリーメールサービス)が必要となります。

グーグル広告(グーグルアドワーズ)、グーグルアドセンス、出稿する側と掲載する側で間際らしいので、よく確認しましょう

グーグルアナリティクス(アクセス解析)

行政書士(あなた)のサイトが表示された回数やどんな人がどんな時間にどんな方法によってアクセスしたかを解析します。

必ず、Google 広告アカウントをGoogle アナリティクスに紐づけ(リンク)します。

グーグルトレンド

一定期間トレンドとなったキーワードや、特定のキーワードがどれくらい検索されているかをチェックするツールです。

複数の特定のキーワードを比較して確認すると効果的です。

ラッコキーワード(Googleサジェストキーワードチェックツール)

検索窓に入力したとき、オススメのキーワードを表示してくれる機能がサジェスト機能です。サジェスト機能はグーグルが検索するときに、ユーザーに入力させないで済むように、また、検索語句の統一化をさせるために提供してくれています。

一般的なユーザーが検索することが多いオススメのキーワードを表示してくれているので、人気キーワードの目安になります。

グーグル広告のキーワードプランナー

ラッコキーワードで確認したサジェストキーワードが、一般的にどの程度検索されているかをチェックします。グーグル広告に付随する運用ツールです。

検索ボリューム100以上を目安にキーワード選定をします。

ユーザーを理解する

行政書士(あなた)のサイトが行っているサービスを必要としている人(ターゲット)を見極めましょう。

行政書士の業務において、「遺言・相続」と一括りにカテゴライズされて表示されますが、それぞれのターゲットはまったく違います。

遺言のターゲット

被相続人

相続のターゲット

相続人

「遺言」 だったら被相続人がターゲットになりえるのに対し「相続」は相続人がターゲットです。

こういった見極めはとても大切で、ユーザーは訪問したときに、目的の情報がすぐに見つからない場合、すぐに離脱し、サイトを閉じてしまいます。どんなユーザーに届けたいのかはっきりさせてコンテンツ作成しましょう

キーワードを理解する

行政書士(あなた)のサイトが行っているサービスはどんなキーワードで検索された後、お問い合わせに繋がるか見極めましょう。適切なキーワードを選定することができれば、適切なユーザーに対しリーチすることができます。

ラッコキーワードとキーワード プランナーを使ってキーワード選定します。同時に、 除外キーワードも設定しておくとよいです。

除外キーワードってなに?

例えば、キーワードプランナーを使ったときに「相続者たち」というキーワードが頻繁に検索されていることがわかります。「相続人」ではなく「相続者たち」って何だろうと違和感を感じてください。
違和感を感じたら少し検索すれば「相続者たち」というのは、韓国のテレビドラマということが分かります。ドラマをチェックしたい人に対して、行政書士(あなた)のサイトの広告をしても効果が無いので、「相続者たち」のキーワードを除外します。

グーグル広告の質を高める

キーワードの選定をした後は、広告の文章を決めます。サイトから適当にコピーしてきて貼り付けるのではだめです。

キーワードを広告に含める

キーワード選定によって「相続」と決定したのであれば、「相続」を含めた文章を作成します。広告タイトルは全角15文字、広告説明文は全角45文字になるように、作成します。

ユーザーに具体的な行動を示す

広告は、ユーザーに期待したい具体的な内容を書いておくと効果が高いです。例えば「お問い合わせください」「見積もり無料」などです。

広告とウェブサイトの内容を一致させる

求める情報がすぐに見つからなければ、ユーザーはすぐにサイトを離れてしまいます。すぐに見えるところに見せたい情報を掲載しましょう。

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この記事のライター
行政書士 保田 多佳之

このサイトの管理者。2005年から現在までウェブの企画・制作・マーケティングまで幅広く経験しています。これからも仕事の中心はウェブの仕事です。2021年から行政書士専用のウェブ制作を行っています。

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