行政書士の集客として電柱などの看板広告の活用法

行政書士の集客

看板広告は、ドライバーや歩行者に向けた媒体で、立て看板や電柱、屋上広告など、設置するタイプの広告です。店舗までの案内や、その地域での知名度を上げるために設置しますので、地域密着型の広告といえます。

  • 商業施設とかクリニックのものは見たことあるけど、高いんじゃないの?
  • 実際のところ、どれくらいの効果があるの?
  • 敷居が高くないなら検討してみたい

こんな疑問をお持ちの先生に、行政書士の集客の方法として、営業活動の一環として、顧客の新規開拓を念頭に置いて、看板広告活用方法(電柱など)について解説します。

看板広告とは

新聞、雑誌、テレビ、インターネットの4大メディアに対して、屋外広告や交通広告は、アウトオブホームメディア(OOHメディア)と呼ばれています。

OOHメディアは、家庭以外の広告メディアの総称で、交通広告や屋外広告などがあります。

看板広告は、マーケットセグメンテーション的には、ニッチな広告効果が高いエリアであり、エリアマーケティング上の見込み客を獲得するために有効です。

また、コストパフォーマンスのよい広告媒体です。比較的安い費用で、商圏のターゲットを絞ってセールスプロモーションを実施できます。

看板広告の種類

建物等構造物とは独立した広告

  • 立て看板
  • スタンド看板
  • ポール看板 など

建物等構造物に付属する広告

  • 電柱広告
  • 懸垂幕
  • 横断幕装飾テント
  • デジタルサイネージ(LEDビジョン)
  • 屋上看板
  • のぼり
  • 電飾看板
  • LEDネオン看板 など

看板広告のターゲット層と効果

ターゲット

ローカルな顧客、新規開拓や集客を目的としていると言えます。商圏がある程度決まっている集客用商材の場合に、近くの見込み客をターゲットにする場合に有効で、特に店舗付近の看板広告はターゲットにピンポイントで届く広告だと言えます。

広告のターゲットとなる消費者に、広告のメッセージが到達した割合を示す広告到達率である「有効リーチ」の評価が高い手法でもあります。

看板広告の効果

看板もデザイン等、商品に人々の注目を集めさせるための絵や写真などのアイキャッチャー、すなわち広告宣伝用の視覚的要素によっても、かなり違ってきます。

現状では、インターネット等のメディアがミックスされることにより相乗効果が生まれ、広告宣伝効果を発揮します。今は、一種類だけの広告よりメディアミックスが一般的になってきています。

直前に見たり聞いたりした広告が購買活動に影響を与える効果、いわゆるリーセンシー効果は、スタンダードな看板の効果として評価されています。

効果の測定

看板の広告注目率や広告到達率は、次の方法で測定します。

  • 看板を見て来店したお客さんへの割引・特典の数で測定する
  • 看板のQRコードでWebサイトへのアクセス数で測定
  • 看板広告だけの専用電話番号で問い合わせ件数を測定

特に、電柱広告などの看板は、お客さんの目にとまる回数、いわゆる有効リーチが高い広告手法で広告評価が高くなっています。

看板広告の業者と価格

屋外広告を掲示する場合、地主との交渉や建設許可の取得など、広告出稿以外の様々な手続きが発生します。これらの手続きを全て自分で(広告主側が)行う事は難しいため、看板広告の出稿経験がない場合には広告代理店に代行を依頼したほうがスムーズです。ただし、費用を抑えたい場合には看板設置を行う専門の制作会社に依頼するほうが割安となる場合が多いようです。

広告代理店に依頼した場合

屋外広告の設置場所や掲載期間、用途や予算の希望を広告代理店の担当者に伝えます。担当者は現地調査によって掲載場所、掲載費、制画・施工費などを提案。条件をすりあわせて掲載を決定したら代理店と契約を行います。

看板広告は、大きさやデザインが、ほぼオーダーメイドに近いので、種類によって金額はいろいろありますが、一般的に、看板広告の目安はこのようになります。

  • 壁面看板 100,000円~350,000円
  • 袖看板・突き出し看板 50,000円~200,000円
  • 自立看板 100,000円~150,000円
  • 立て看板 15,000円~30,000円
  • 野立て看板 80,000円~350,000円

具体的な全国の比較的有名な看板広告を手掛ける代理店をご紹介します

株式会社オリコミサービス
https://www.orikomi.co.jp/
新聞の折込広告以外、看板広告や交通広告を取り扱います。
屋外広告では全国で3,000以上の屋外看板の実績。


株式会社関西企画
https://kansaikikaku.ne.jp/
車両広告や駅広告などの交通広告や屋外ビジョン、ビルビジョンなどの屋外広告専門の広告代理店です。特に大阪の顧客にPRしたい場合におすすめ。


株式会社旭広告社
https://www.asahi-ad.co.jp/
横浜で看板広告や電柱広告、交通広告などを扱う総合広告代理店です。野立看板・壁面看板・ビルなどの屋上看板などの看板広告を取り扱います。


株式会社春光社
https://shunkosha.co.jp/
創業90年以上の実績の広告代理店です。首都圏にある駅内での看板広告や駅施設の屋外看板の設置が得意です。


株式会社風光社
https://www.fukosha.co.jp/
創業70年の屋外広告・交通広告専門の広告代理店。大阪を拠点にビルボード・ロードサインなどの広告を数多く取り扱っています。

電柱広告検討される行政書士が多いと思いますので、東西の電柱の代理店をご紹介します。

テレウェル東日本
https://www.telwel-east.co.jp/denchu-koukoku-tohok/price/
NTTの電柱広告会社です。
電柱広告の掲出費用は、「看板の製作費」「年間の広告料金」「道路占用料」の合計となります。


関電サービス株式会社
https://www.denchu-koukoku.jp/
関西電力グループの電柱広告の会社です。

行政書士と看板広告

行政書士などの士業の場合、ローカルなピンポイントなエリアマーケティングを必要とする場合は、電柱などの看板広告、交通広告は、有効な広告手法だと思います。

まとめ

行政書士や士業にとって、顧客の新規開拓は、最重要な目的であり、広告宣伝は、客集めのマーケティングやプロモーションのためのデータにもなります。

マーケットセグメンテーションを生かした広告手法は、効果は高く、費用も手ごろな費用ではじめることができますので、試しに実施してみてはいかがでしょうか。